ご挨拶

川俣 貴一

一般社団法人 日本脳神経外科学会 第83回学術総会

会長 川俣 貴一

(東京女子医科大学 脳神経外科学講座 教授・基幹分野長)

この度、一般社団法人 日本脳神経外科学会 第83回学術総会を、2024年10月16日(水)~18日(金)の3日間、パシフィコ横浜ノースにて開催させていただきます。大変光栄に存じますとともに、心より感謝を申し上げます。

日本脳神経外科学会は、1948年に発足しわが国の脳神経外科の水準を世界レベルにまで押し上げてきたうえで中心的役割を果たし多大なる貢献をしてきた学会であり今や会員数は1万人を超えております。

本会のテーマは 「脳神経外科の新標準 -革新と社会との調和-」 といたしました。社会は、少子超高齢化、人口減少、そして、働き方改革など、医療をとりまく環境は著しく変化しております。これまでの脳神経外科学にさらに最先端を積極的に取り入れながら、大きな社会変容に応じられる近未来の脳神経外科の方向性を見出す礎になるような学術総会を目指したいと考えております。「脳神経外科の新標準」を創出し、その英知が分野や職種の壁を超えて社会に還元されることを目指します。

学会ポスターは、円のモチーフと背景に七宝つなぎを用いて学会テーマを表現すべくこだわりを持って作製いたしました。

特別講演ならびに文化講演、そして特別企画としては、学術企画ならびに社会企画を予定し、Green Projectは今回も引き継がせていただきます。海外演者も現地参加にて依頼を進めております。

5年ぶりに現地でのポスター発表を復活させるなど、現地参加者数が増えますよう沢山の工夫をさせていただきます。会員の皆様には積極的に参加して頂き、コロナ禍で途絶えてしまった本来あるべき交流を取り戻せる学術総会にしたいと考えております。

会員の皆様のお役に立てる、そして、日本脳神経外科学会の更なる発展に寄与できるような学術総会を目指します。医局員一同、鋭意準備に取り組んで参りますので、何卒、ご指導、ご鞭撻ならびにご協力をお願い申し上げます。

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